絵の具の使い方・筆のお手入れ↓下の方です

粘土に使う絵の具についての質問が多いためこちらにまとめておきました。

通常の花の場合はフローレでは油絵の具を使っております。
粘土に混ぜる時の粘土と着色の時の色とがあります。
それぞれの特徴をふまえた上でご選択ください。

それぞれの特徴

粘土用水彩絵の具

  • 価格が安く、パール色など他にはない色あり使いやすいです。
  • 水溶性ですので筆などの掃除も楽です。
  • 粘土に混ぜても比較的光を通します。
  • 色の劣化が早い

アクリル絵の具

  • 価格が安く、重ね塗りが出来ます。
  • 水溶性ですので筆などの掃除が楽です。
  • 粘土に混ぜても比較的光を通します。
  • 色の劣化が早い

油絵の具

  • 色のバリエーションが多い
  • 重ね塗りが出来る
  • 透明色、半透明色、不透明色がある
  • 値段の高い絵の具は色落ちがない
  • 色によって、有害な物質が入っているので注意!
  • 乾燥に時間がかかる

 

 

 

 

 

 

 

 

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Q&A

Q透ける絵の具とは、どういったものでしょうか?

A当社は油絵の具のクサカベの油絵の具を使っております。
他のメーカーも御座いますが1番メジャーで色の種類が多いのでお勧めかと思います。
クサカベの油絵の具で言いますと、絵の具のラベルの横の方に
透明性という項目に透明色・半透明色・不透明色などと記載されております。
透明色と記載されているものをお使い下さい。

透明色でも粘土に入れすぎると透けなくなります。量にはご注意ください。

透明色とは文字道理下の色が透ける色のことです。ただ粘土に入れる場合は透明色を使う方がよいのですが、不透明色でも量さえ間違わなければ透けてくれます。
淡い透けた粘土の色を出そうとすれば濃い色を少しだけ入れてください。絵の具を開けてキャップについた絵の具のさらに3分の1とかで試してください。粘土に混ぜる色は初めから薄い色を使わず、濃い色を少しだけが基本です。
アクリル絵の具や水彩絵の具でも透けてくれますが、少量で確かめてからお使いください。
水彩絵の具のパール色でもすけるのは可能ですが、何も混ぜなくて仕上げに塗った方がきれいに仕上がります。

また、油絵の具にはA〜Hまで8段階のランクがあります。
(ラベルにアルファベットが記載されています)
Aに近いほど混合色で価格も安いです。しかし長い間おくと色あせます。
D〜H、アルファベットが進むに連れて鉱物そのものとなりいつもまで綺麗な色を保ちます。
価格も高くなります。

ビーズの作品例はクリムソンレーキ(透明色)を使いました。
ただ、クリムソンレーキは色持ちが悪いです。ただし、赤系統で透明色はこの色ぐらいしかなく
今のところ赤で混ぜるとしたらこの色ぐらいしかありません。
不透明色では良い色はたくさんあります。

イチゴの作品の使用絵の具は
葉・・サップグリーン(透明色)B色
実・・カドミウムレッドディープ(不透明色)E色不透明色は色が止まり透けません。
色付けのポイント!
黄色・緑系の色は少しの量ですごく濃く色がつきます。
葉っぱなどは絵の具のキャップの裏に付いた絵の具を粘土にちょっと押し付けて
色が付く程度薄い色からスタートしてください。
濃くなり過ぎたら何も色を付けていない粘土で薄めてください。
また、この様な色は乾くとさらに濃くなります。

アクリル絵の具でも色付けは可能ですが通常油絵の具を使用致します。

アクリル絵の具と透けちゃう粘土の練り合わせについて
  
  アクリルは油絵の具と比べると使いやすく、乾きも早いのがメリットですが
  色持ちが長続きせず、色あせが早いのがデメリットです。
  (でも半年〜1年位は色持ちすると思います。)

Q人形などの肌色は、どういったものでしょうか?

A パーミリオンがお勧めです。
バーミリオンは非常に高い絵の具です。色は朱色ですが、粘土にほんの少し混ぜ込むと 自然な肌色が出てきます。合成色のバーミリオン(ヒュー)がありますが、やはり色の再現性は落ちます。
肌色の絵の具はなぜだめかというと透明感が出ないのです。よく透き通った肌という表現がありますが、人間の肌は薄い透明な皮によって守られています。ですから色の上にもう一枚透明な膜が必要となるのです。濃い色を少し混ぜるのが基本です。

 





絵の具やニス・ペインティングオイルの使用方法やお手入れについてご質問を頂きますのでこちらにまとめます。

Q,
  油絵の具はどうやって使うの?

A、
粘土に直接付けて練り込んで使います。
ビーズ用などは粘土に直接絵の具をませ込むのでパレっトなど必要ありません。

ビーズ用ではない場合のお花(いわゆるパンフラワーなどと称されるもの)は初めにビーズ用と同様に粘土に直接色を練りこみ下地の色付き粘土を作り、お花や葉を製作し乾燥させてから、油絵の具の筆使い、着色していきます。
この時、パレット代わりに便利なのが牛乳パックの開いたモノやシールなどが貼ってあった台紙、ツルツルとしていて油分が下にしみ込まないものが便利です。またはパレットをご用意して頂き、 着色してきます。

Q,
  途中で絵の具の色を変えたい場合は?

A、 
ビーズ用では粘土自体の着色なので新しい粘土で1から練り込めばよいのですが、上から油絵の具で着色していて途中で筆を変えず色を変えたい場合は 筆洗い液(クリーナーパック)と言うものをお使い下さい。水彩画で用いる筆洗い用のバケツの水を同じ意味です。 (でも油絵の具は水と油、水ですすいでもダメです。筆洗い液をお使い下さい。)

Q,
  ペインティングオイルって?
A、 
樹脂粘土で製作する場合にはペインティングオイルは艶出し液と考え下さい。または油絵の具のみで伸びが悪い時にも伸ばしやすくする為に使います。沢山つけるとてテカテカとなり、少し付けるとちょっと艶がある程度になり、つける量次第で輝きが違います。
Q,
  ペインティングオイルはどうやって使うの?

A、, 
何か小さな空容器(プリンのプラスティックカップなど)をご用意頂き、少量出します。後は筆につけて塗るだけ!ここで筆に沢山つけるテカテカになるので少量が望ましいです。すこし多かった場合はティッシュで余分な分を吸い取ってください。また、作品に塗ったあと付けすぎた場合もテッィシュでこすり、拭き取ってください。

Q,
 ペインティングオイルは塗った後は?
A、 
塗り終えた後は、自然乾燥します。大体2日程度かかります。きちんと艶が安定するには1週間程度かかります。早く乾燥させたい時は風通しの良い、日の当たりの良い所におくと良いです。
Q,
  出しすぎて余った絵の具は
   どうすればいいの?

A、,
一応、乾燥しないように上からラップをかければ次回もそのまま使えます。牛乳パックやシールの台紙などお使いの場合は絵の具が付いたまま折り畳んでしまっておく事が出来るので便利ですよ!

Q,
  余った絵の具はどう処理すればいいの?
A、
牛乳パックやシールの台紙などパレット代わりに使い、余った絵の具も捨てる場合は そのまま生ごみとして処理してださい。また、パレット等に余った絵の具を捨てる場合はテッィシュなどで絵の具をきれいにふき取り、ティッシュは生ごみへ、パレットは石鹸、または台所用洗剤で洗い流してください。
 
Q,
  油絵の具やペインティングオイルの
  ついた筆はどうやって洗うの?
A、
基本的に石鹸と水道蛇口からでる40℃位のお湯で洗い流してください。筆洗い液(クリーナーパック)のご用意のある方は一度筆洗い液で油分を落として からもう一度石鹸できれいに洗い流してください。
   
注!使い終わったらなるべく早めに洗い流しましょう! 時間が経つと絵の具が落ちにくくなり、筆の毛に色が残ったままになってしまいます。
Q,
  余ったペインリングオイルやニスは
  どうすればいいの?
A、
オイルやニス自体が汚れていない場合はまた元にビンに戻してください。容器はティッシュで拭き取ってから石鹸か台所用洗剤であら流してください。汚れたオイルや汚れたニスで余ったモノを捨てる場合はティッシュにしみ込ませる などして生ごみ処理してください。
Q,
  ニスを使い終わった筆はどうするの?

A、
水溶性ニスの場合、油絵の具の時と同様、石鹸をお湯できれいに洗い流してください。 

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